イースマイルではスタッフのスケジュールを共有するためグループウェアの「aipo」を使用しています。

グループウェアaipo(あいぽ):
グループウェアの基本機能であるスケジュール管理やワークフローだけでなく、Webメール、ブログ・SNSの機能も持ち、グループのコミュニケーションをお手伝いする優秀なグループウェア(無料で導入可能)
最近、ネットワーク事業部を立ち上げ外出先でのスケジュール管理も必要になってきましたので、aipoにSSLサーバー証明書付きのSSLを導入し、外部接続にも対応させることにしました。
以下に、SSLサーバー証明書付きのSSL導入についての手順を記載いたしますので、導入を検討されてる方はご参考までにどうぞ。
※SSLサーバ証明書は、安心してインターネット上で情報をやり取りするために開発されたセキュリティ技術です。サーバ⇔クライアントPC間でクレジットカード情報などの機密性の高い情報を暗号化し、安全に送受信できるプロトコル(手法)です。
aipoの簡易構成
OS:windows2003サーバー
接続方法:ブロードバンドルーターにグローバルIPアドレスを設定し、aipoサーバーはローカルアドレスにて運用(NAT)。セキュリティ確保のため、関係あるポート(WEB、SSL)のみブロードバンドルーターからaipoサーバーへ接続できるよう設定。
webサーバー:tomcat(aipoをインストールしたときに、自動でインストールされます)
利用したSSL証明局:rapidssl
SSL導入
①keytoolコマンドにより証明書のキーストアを生成
C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_17\bin
へ移動
●keytoolコマンド実行
>keytool -genkey -alias tomcat -keyalg RSA -keystore C:\aipo\dpl003\tomcat\[任意のファイル名.ssl]
※JAVAがインストールされていない場合は、http://java.sun.com/javase/downloads/index.jsp で最新のJDKをインストール(jdk-6u○○-windows-i586.exeなど)
コモンネーム(このたび使用するドメイン)、会社組織、都市、地区などを入力。
注意:コモンネーム(日本語では姓名とでます)には、SSLで接続する名前を記入します。
(例 https://www.○○○.com で接続を行いたい場合コモンネームは[www.○○○.com]
https://○○○.com で接続したい場合コモンネームは [○○○.com] )
②csrファイル作成
>keytool -certreq -alias tomcat -keystore C:\aipo\dpl003\tomcat\[任意のファイル名.ssl] -file req.csr
ひとまず、csrファイルまで作成できたらこのファイルを発行認証局(このたびは、rapidssl)に送付
このたび使用するドメイン宛に認証メールが届くまで待ちます。(admin@[SSLに使用するドメイン])
(早ければその日のうちに認証が完了し、証明書が送られてきます)
(注意)使用するドメインでメールの送受信を行える環境を作っておかなければなりません。同じサーバー内にメールサーバーも構築してもOKだと思います。ただし、認証時にしかメールは、使用しないので受信後は、メールサーバーをアンインストールするか、ポートを閉じておいたほうが良いと思います。
認証局から、電子証明書がメールで返信されたら・・
証明書を[使用するドメイン.cer]で保存
証明書のインストール
>keytool -import -trustcacerts -alias tomcat -file [使用するドメイン].cer -keystore C:\aipo\dpl003\tomcat\[任意のファイル名].ssl
キーストアのパスワードを入力してください:
証明書応答がキーストアにインストールされました。
最後に、設定ファイルの編集を行います。
.設定ファイルの編集
ファイル C:\aipo\dpl003\tomcat\conf\server.xml
をエディタで開きます。
以下の [修正前] の箇所を [修正後] のように書き換えます:
[編集前]
<!–
<Connector port=”8443″
maxThreads=”150″ minSpareThreads=”25″ maxSpareThreads=”75″
enableLookups=”false” disableUploadTimeout=”true”
acceptCount=”100″ debug=”0″ scheme=”https” secure=”true”
clientAuth=”false” sslProtocol=”TLS” />
–>
[編集後]
<Connector port=”SSLで使用するポート番号”
maxThreads=”150″ minSpareThreads=”25″ maxSpareThreads=”75″
enableLookups=”false” disableUploadTimeout=”true”
acceptCount=”100″ debug=”0″ scheme=”https” secure=”true”
clientAuth=”false” sslProtocol=”TLS”
keystoreFile=”C:\aipo\dpl003\tomcat\keystore.ssl”
keystorePass=”[キーストアのパスワード入力]” />
※Connector port=”8443″となっている部分にSSLで使用するポート番号を設定します
最後に、aipoを再起動しhttps://○○○.○○ で接続できたら無事成功!
以上で、SSLの設定は完了です。
お疲れ様でした。
osに関しては、windows,Linuxどちらでも問題なく設定できると思います。
イースマイルでアイポのサーバー構築・管理して欲しい!というお客様は、お気軽にご相談ください。